【シドニー14日AAP】 シドニー東部ダーリング・ポイントのアパートで2013年11月、恋人の浮気相手を14回刺して殺害したとして、ロイ・タバルバグ被告に最少で懲役12年が言い渡された。
事件発生の朝、長年の恋人のギー・シー・レバカスさんに疑いを抱いていた被告は、スマートフォンアプリを使ってレバカスさんの居場所を突き止め、アパートで浮気相手のアミン・スサピットさんといるところを発見した。タバルバグ被告はスサピットさんを殺害後、警察に出頭した。
マイケル・アダムス裁判官は14日、「被告の激しい暴力は正当化できない」と、最高17年の懲役刑を言い渡した。同裁判官はまた、以前は善良な性格の持ち主である同被告は心から後悔の念を示しており、再び罪を犯すことはないだろうと話した。
タバルバグ被告は2025年11月、仮釈放が許可される。