【シドニー17日AAP】 NSW州のストロークス都市計画相は17日、今後シドニーでシリアおよびイラクから約1万2000人に上る難民を受け入れる計画について、「許容の範囲」との見解を示した。
慢性的な賃料高騰の問題を抱えるシドニーだが、難民らが到着してシドニー西部および南西部地域を中心に受け入れることに関して、同計画相は1回に限られた受け入れとした上で、今後15年間の人口増加を考慮すればほんの少しにすぎないとの見方を示した。
さらに同計画相は、「受け入れ可能な許容量については心配していない。このような問題はむしろシドニー市民に良い結果をもたらしてくれるものだ」と述べ、難民受け入れを前向きにとらえる姿勢を見せた。