【メルボルン19日AAP】 オーストラリア国内8カ所の空港で、21日からストライキが行われる予定で、全土で飛行機の遅延が予想され、乗客らに影響が出る恐れがある。
オーストラリア移民局の職員らによる労働ストライキは1週間の予定。
シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレード、ダーウィン、クーランガッタ、ケアンズ空港では、国際線ターミナルで税関・入国管理職員らが、1日2回ストライキを行う。
地方公共部門組合(CPSU)によると、連邦政府による3.4%減の賃金案に職員は激しく反発しており、年間8000ドルの収入減になる職員も出るという。「彼らはオーストラリアの安全を守るために働いている。政府はもっと彼らの待遇を改善するべきだ」と述べた。
ストライキ実施の空港と日程は以下のとおり
21日 シドニー国際空港、メルボルン国際空港、ブリスベン国際空港、ゴールドコースト空港、ケアンズ国際空港、アデレード空港、パース空港(国際線ターミナル)、ダーウィン空港
22日 シドニー国際空港、ブリスベン国際空港、ゴールドコースト空港、ケアンズ国際空港、タウンズビル空港、パース空港、アデレード空港、ダーウィン空港
23日 メルボルン国際空港、ブリスベン国際空港、ゴールドコースト空港、ケアンズ国際空港、アデレード空港、パース空港(国際線ターミナル)、ダーウィン空港