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母親と幼児の遺体発見 無理心中か

【シドニー21日AAP】   シドニー南西部で若い母親と目の不自由な幼児が遺体で発見され、無理心中の可能性を視野に捜査が進められている。

21日午後2時半頃、29歳のベトナム人女性と1歳5か月の女児がケンプシーの自宅で死亡しているのを家族が発見した。救急隊と警官が女児の蘇生を試みたが、搬送先のセントジョージ病院で死亡が確認された。母親は現場で死亡が確認されている。

ケンプシー地区のマイケル・マクリーン警視は、事件は無理心中の可能性があるとし、窒息死によると考えられると話す。

近くに住む男性は、事件後に女児の父親とみられる男性が現場で泣き崩れ、警察によって脇に連れて行かれるのを目撃したという。

同日午後、親類や友人がフィッツロイ・ストリートの角に集まった。亡くなった女性とおよそ7年前に英語とホスピタリティーのコースを一緒に受講した別の隣人は、女児は生まれつき目が不自由だがとてもかわいい子だったと話した。ほかの住民らは、一家は人付き合いを避けていたと話した。

事件は今後、検視官によって調査される。

*自殺防止に関するサポートや情報は、Lifeline(電話:131114)またはSuicide Call Back Service(電話:1300659467)まで。

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