【パース21日AAP】 フェイスブックに投稿された「国内でブルドッグの子犬販売」による詐欺で、消費者2人が数千ドルを失う事件が発生した。
WA州消費者保護当局によると、同州の女性が2500ドルを損失した。女性は、輸送代と保険代としてさらに2000ドル支払うよう要求され、送金を中止した。ほかにも購入者が子犬を受け取らなかった同様な詐欺が、WA州以外で少なくとも2件発生している。
消費者保護当局のゲリー・ニューコム長官代理によると、代金はNSW州の銀行口座に送られ、その後カメルーンとロシアに電信送金された。
2万5000ドル以上の送金に使用された口座の持ち主も被害者とされる。「子犬の詐欺師と購入者間のやりとりに、QLD州のギャビン・ブルース・スチュアートさんの名前と運転免許証が使われたが、彼は詐欺行為に関与していない」と、ニューコム長官代理は話した。
詐欺ページはメールアドレス「bulldogpuppies_australia@yahoo.com.au」を使用し、全豪ブルドッグクラブに偽リンクを行い、Old Mate Australian Bulldogsに加盟するブリーダー証明書を不正に使用した。当局は、同フェイスブックページの閉鎖に取り組んでいる。