【メルボルン22日AAP】 VIC州郊外を走るハイウェー沿いのトイレに男性の遺体が放置されていた件で、警察は、この男性は不法滞在で就労していた可能性があるとみて調べを進めていると述べた。
現場はバウンダリー・ベンドに設けられた公共トイレで、警察は、今月18日午前8時半から9時の間に何者かが遺体を放置したとみている。男性は47歳のアジア系で、仕事をしていた農場で病気のため死亡した模様。不法滞在であったため病院に行くこともできず、周辺の人物も適切な処置をすることができなかったとみられている。
これまでのところ、男性の名前は分かっているが出身国などその他の詳細は未確認だという。警察では、「治療できる状態であったにもかかわらず、違法滞在であったために病院に連れて行ってもらうこともできなかったとは非常に残念な結果だ」と述べた。
男性の滞在ビザの種類が不明であるため、今後は国境警備隊が捜査に参加する。