【シドニー23日AAP】 22日、NRLの選手2人が処方鎮痛剤の過剰摂取で病院に搬送されたことを受けて、医師らは薬物服用の危険性を改めて訴えた。
22日、サウス・シドニー・ラビトーズのディラン・ウォーカー選手とアーロン・グレイ選手が、グレイ選手の自宅で嘔吐しているところを友人が発見。病院に搬送された。いずれの選手も先週、手術を受けたばかりで処方鎮痛剤を服用していた。
全国薬物・アルコール研究所のニールセン医師によると、両選手が服用していた鎮痛剤「オピオイズ」は呼吸に影響を与える可能性があるという。「深刻な副作用の可能性があり、医師の指示通りに服用しなければならない」と述べた。同医師によると、処方鎮痛剤に依存する患者は2002年以降の9年間で3倍に増加したという。