【シドニー24日AAP】 フォルクスワーゲンが、一部の車に、違法ソフトウェアを搭載していた問題で、オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)が調査に乗り出した。
全世界のディーゼルエンジン車約1100万台が、違法ソフトを搭載した不正対象車であることを、同社が認めたことを受けて、ACCCは国内で、所有者に影響があるかどうか調査を進めている。
オーストラリアで販売されているVWのディーゼルエンジン車や、同系列車であるアウディやスコダに、違法ソフトが搭載されていたかはまだ不明である。VWオーストラリア社は、ドイツ本社からの説明待ちだとした。
この騒動でウィンターコルンCEOは辞任表明を示した。VW はアメリカおよび国際訴訟により、最高180億USドルもの罰金を科せられる可能性がある。