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豪ポスト 手紙配送事業で損失

【ブリスベン25日AAP】   オーストラリア郵政公社(オーストラリア・ポスト)の2014/2015年度の決済報告で、手紙配達事業の不振により、前年度の収益1億1620万ドルと比べ、2億2200万ドルの損失が出たことを明らかにした。

報告の中で、デジタル化により、手紙配達事業はオーストラリアでデジタル化が進むなか、7.3パーセントに落ち込んだとしている。一方で、小包配達事業は3.6パーセント増で、32億1000万ドルの収益となった。

郵政公社の全収益は、前年度とほぼ変わらず63億7000万ドルだったが、今回初めてその約半分が、小包配達事業で成り立っていることになる。

郵政公社のアーメッド・ファワーCEOは、「手紙配達事業のインフラストラクチャーとデジタル機能に力を入れて、変容する顧客のニーズに応えられるよう改革していく」と述べた。

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