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NSW政府がUberに行政指導

【シドニー28日AAP】   世界中で拡大を続けるタクシー業「Uber(ウーバー)」に関して、NSW州政府が、その運転手40人に対して3カ月の業務一時停止命令を出した。

道路・海上サービス省によると、タクシーやハイヤーの運転手は適切な資格を有し、かつ認可を受けた車両のみを業務に使用できると法律で定められているが、今回検挙されたウーバーの運転手40人はこれに違反したもの。

同省のスポークスマンは、「不法に業務を行っていた運転手に対して罰金処分を科したが、今後も業務を続けるようであればさらなる罰則を科すことになる」と述べた。

Uberは、低価でタクシー・サービスを提供するため利用者に受け入れられ、現在、世界中でビジネス展開しているが、無認可の車両をタクシーとして利用するなど、タクシー業の資格を持った人々から強い非難の声が上がっている。

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