【ブリスベン2日AAP】 大手デパートデービッド・ジョーンズは2日、ハッカー攻撃により同社のオンライン・ショッピングを利用している顧客らの個人情報が流出したことを明らかにした。先月30日には大手小売、Kマートがハッカー被害を公表したばかり。
連邦政府はデービッド・ジョーンズのハッカー被害を受けて、Kマートを攻撃したハッカーと同一犯の可能性を視野に入れて捜査を進めている。また犯人がオーストラリア国内の大手小売店を攻撃の対象にしているのではないかとの懸念が広がっている。
流出したとされるのは顧客の氏名、Eメールアドレス、住所、電話番号など。クレジットカードの情報は流出しておらず、流出した情報が悪用された形跡も今のところ確認されていないという。