【メルボルン5日AAP】 メルボルンで薬物中毒の母親が小さな子どもに窃盗させる事件が発生し、裁判で保釈を拒否された。
起訴された母親(35)は9月12日、息子2人(7、5)とサウスバンクの高級レストラン「The Meat and Wine Co.」を訪れ、男児らが床を這って客のハンドバッグを盗んでくる間、案内係の気をそらしたとされる。その後、セントキルダのレストランで盗んだクレジットカードを使用して男児らと飲食した疑い。
また同日夜、別のレストランでベラ・ウォンのダイヤの指輪やルイ・ヴィトンのサングラスなどが入ったプラダのバッグを盗んだ疑い。女は8月、大型店バニングスで窃盗を犯して保釈中だった。
メルボルン簡易裁判所に提出された報告によると、女は男児らに店舗や一般市民からの窃盗を教えていた。現在、男児2人は母親の保護下にない。
警察は女の保釈申請に反対し、女は窃盗や詐欺など8件の罪に問われて再拘留された。10月19日に再出廷する。