【メルボルン8日AAP】 大手コンビニエンスストアチェーンのセブンイレブンは、各支店が業務報告、法令の順守および監督業務などの基準を満たした場合、奨励金を支払う新しい試みを数カ月以内にスタートさせることを発表した。
セブンイレブンのウィザーズ会長とウィルモット最高経営責任者は今年9月、複数の支店で外国人留学生らを違法な低賃金で働かせたことなどが明るみ出たことを受けて引責辞任した。マイケル・スミス新会長は、新しいビジネスモデルによって全体的に公正で持続可能な結果を期待できると述べた。
同社は賃金の不当払いについて極秘にクレームを聞く独立したパネルを設置して対応。未払い分はクリスマスまでに払い終えるとしている。スミス会長は「違法行為および不適切行為は一切許さない」と述べ、立て直しへ前向きな姿勢を示した。