【キャンベラ10日AAP】 オーストラリア政府は、現在インドネシアで発生している大規模な山火事に対応するため、上空から消防活動を行うことができるエア・タンカーを派遣することを決めた。
ビショップ外相はインドネシア政府からの要請を受け、消火剤を運んで空中から消化活動を行えるエア・タンカー、ロックヒードL100を派遣すると発表した。オーストラリア国内で厳しい天候がやや落ち着いたことも派遣決定の理由と説明した。
インドネシアでは非常に乾燥した状態が続いており、少なくとも6つの県で山火事が広がり危険な状況となっている。また13万5000人以上が煙によって気管支炎を発症しているという。