【キャンベラ8日AAP】 英国女王誕生日祝日の8日、今年も国内外で活躍した人物に贈られるオーストラリア勲章の叙勲者933人が発表された。このうち女性は290人(41%)、指名時に36人が90歳以上だった。
元連邦首相のトニー・アボット氏は、2番目にランクの高い “コンパニオン”を受章した。2019年の連邦選挙で敗退したアボット氏は、「勲章をもらっても公共サービス従事を終えることはない」と断言した。
ハーリー総督は「受賞者は、コミュニティ内で素晴らしいアイデアや勤勉、他人に対する愛や思いやりが見受けられる。オーストラリアの縮図だ」と話した。
政界では元連邦議長のブロンウィン・ビショップ氏、元自由党議員のフィリップ・ラドック氏、NSW州前首相のマイク・ベアード氏、VIC州元首相のデニス・ナプサイン氏がオフィサーを受賞した。
他の受賞者は、クリケット元キャプテンのリン・ラーセン氏とマイケル・クラーク氏、長年にわたって先住民の権利を主張するマーシャ・ラントン教授、女優のロビン・ネビンさん、マンゴー業界の先駆者であるケン・ネイナーさんなど。
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