【シドニー10日AAP】 マルコム・ターンブル連邦首相は、選挙で勝ち、よりよい政治を行うには、性別の多様化が重要だとし、もっと女性議員を増やすべきと自由党に呼びかけた。
ターンブル首相は「我々が目指す政党が、近代的で、国民の代表となり、繁栄していく党であるなら、目の前にある改革の機会を受け入れるべきだ」と述べた。この意見は、マイク・ベアードNSW州首相が10日の会合で「今こそ女性が活躍すべき 」と発言したのに同調したもの。
ベアード州首相は「 女性が我々の未来にとって不可欠だと発言するのなら、政府の未来にとっても不可欠となる。それなら女性議員をもっと増やすことが鍵となる」と述べた。
現在自由党に所属する女性国会議員の割合は全体の5パーセント。一方の労働党は45パーセントとなっている。