【シドニー11日AAP】 国内各地で難民擁護の活動家らが集会を行い、強制収容をなくして難民を支援すべきと連邦政府に呼びかけた。
11日、シドニーでは2000人以上、メルボルンでは3000人以上が難民支援の集会に参加した。同様な集会はブリスベン、キャンベラ、パースでも開催された。集会の焦点はマナス島とナウルの収容施設閉鎖に向けられたが、参加者らは国境警備法の廃止も求めた。
難民活動連合(RAC)は、「難民移動の問題は解決していないと、ターンブル連邦首相に明確に伝えたい」と話した。
グリーンズ(緑の党)のリー・リアノン上院議員とシリア人難民のアブドゥル・ハキムさんはシドニーで、「マナス閉鎖、ナウル閉鎖、難民歓迎」などと書かれたバナーを振る群衆に対し、演説した。
いずれの集会でも混乱はなかった。