【キャンベラ15日AAP】 オーストラリア・インターナショナル・ビジネス・アクティビティの報告によると、豪国内の多くの企業が各国と結ばれている自由貿易協定に関して知識が不足しており、実際に協定の下で取り引きをしているにもかかわらずそれを認識していないケースがあることが分かった。
調査対象となった1237企業のうち、半数あまりが協定による取り引きが可能かどうかについて分からないと答えた一方で、20パーセントの企業があえて協定による取り引きを行っていないという。
この結果を受け、報告書はビジネスに対する無数の協定内容についてより多くの企業に分かりやすく理解してもらえるよう方策を立てることが重要だとしている。また、オーストラリア製品とすぐに識別できるロゴの考案も提案している。