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11人が犠牲 乳児死亡は病院の過失 

【メルボルン16日AAP】  VIC州のバッカス・マーシュとメルトンにあるジェリワ(Djerriwarrh)・ヘルス・サービスで、2013年から2015年の間に11人の乳児が死亡した事故で、保健省は乳児の両親らに対し事故は過失だったことを伝えた。

乳児の死亡が過失と認められたことを受け、正式に訴訟に持ち込まれる見通しとなった。乳児らの死亡に関して現在、当時の産婦人科部長だったサリンダー・パーハー氏が捜査を受けている。産科専門家は、施設の不備やスタッフの技術不足など、病院の“多面的なシステムの欠陥”が原因としている。

ヘネシーVIC州保健相はジェリワ保健委員会の責任者を解雇し、「家族は真相を知る権利がある」として、調査を進めることを遺族らに約束した。また、ジェリワ・ヘルス・サービスには監視および訓練のためロイヤル・ウーマンズ・ホスピタルからスタッフを派遣した。

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