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医療用大麻の合法化求める 野党労働党

【シドニー16日AAP】  野党労働党のショーテン党首は16日、党として医療用大麻の使用許可を連邦政府に求めていく考えを明らかにした。末期治療を受けている患者や大麻治療が有効と判断された患者に使用の許可を与えるとしている。

ショーテン野党党首は、NSW州とVIC州がそれぞれ州内での法整備に乗り出しているとして、「政府としてこれ以上見て見ぬふりは出来ない」と述べた。さらに、「痛みを抱えたり命に関わる状況にある人を助けられるのなら、助けるべき」との考えを明らかにした。

さらに同党首は、医療目的で大麻を所持している場合には罰せられないように各州と共同で刑罰法を見直していきたいとしている。さらに、医薬品会社に対する製薬認可の規則の整備も進めたいとしている。

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