【ブリスベン17日AAP】 QLD州の新法案によって、喫煙者の肩身はさらに狭くなりそうだ。新法案ではチャイルドケア施設周辺、こどものスポーツイベント、バス停などでの喫煙が違法になる。
キャメロン・ディック州保健相は、「QLD州では毎年喫煙によって3700人以上が亡くなっており、公共での禁煙の拡大は必須」とし、「喫煙を止めたい人たちをサポートし、喫煙をしない人たちを守るためにも、州政府は断固たる姿勢で臨む」と述べた。
がん協会のQLD州最高責任者であるジェフ・ダン教授は、新法案は「クリーンな州」への積極的な一歩だとし、「喫煙の世代間連鎖を断ち切り、受動喫煙からの悪影響を減らすことは、こどもや若い人たちにとって非常に有益」であるとした。
法案は来月議会に提出される予定。