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キツネ間引き ウミガメ保護で  QLD

【ブリスベン17日AAP】   QLD州ではウミガメの重要な産卵場所で、卵が無事孵化できるように、今年に入って8匹のキツネが安楽死させられた。8匹のうち4匹は妊娠している雌ギツネだったという。

連邦政府と共同出資している、ウミガメを捕食から守るための「ウミガメ保護プログラム」によると、今年バンダバーグ近くのモン・レポス自然公園でキツネの巣穴を20箇所発見したと、QLD州のスティーブン・マイルズ環境相は述べた。

マイルズ環境相は「ウミガメの巣の損失が年間5パーセント以上だと、ウミガメの個体数は持続不可能。このエリアは数年前、キツネによって90パーセント以上の巣が壊滅していた」とし、「ウミガメの産卵は地域住民だけでなく、観光客にも人気が高い。この地域にとって観光スポットとして貴重な存在なため、ウミガメの保護に積極的」と述べた。

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