【メルボルン22日AAP】 メルボルン大学の研究チームが4歳~9歳の子ども3600人の就寝時間を調べたところ、午後8時30分までにベッドに入る子どものほうが心身ともに健康という結果が出た。
また、就寝時間の早い子どもの母親のほうがそうでない子どもの母親よりも、より良い精神状態にあることも分かった。研究チームのジョン・カッチ教授は、「子どもの早寝は子どもだけでなく親にとっても非常に有益だ」と話した。
一方、9歳~14歳の子ども2200人の就寝時間について南オーストラリア大学の研究チームが調べた調査では、早寝の習慣が幼児期から続く子どもには肥満の問題が少ないことも明らかになった。就寝時間の遅い子どもは食生活が乱れ、テレビやパソコンに向かう時間が長く、運動不足になる傾向があるという。