【シドニー26日AAP】 NT準州アリススプリングスのカーリー・ピアス・スティーブンソンさんと娘のカンダリスちゃんが遺体で発見された事件を受けて、警察は連続殺人犯による可能性も視野に捜査を行っている。
NSW州警察は、「ベラングロでの遺体遺棄など事件の痕跡から、連続殺人犯による可能性は否定できない」と話した。警察は母親のカーリーさんが2008年12月頃、ベラングロ州立森林公園で殺害されたことは、ほぼ間違いないとしている。カーリーさんの遺体は2010年、通行人によって発見された。
一方、娘のカンダリスちゃんの殺害時期や場所、遺体の入ったスーツケースが5年後に1200キロメートル離れたSA州の道路わきで発見された理由についてはわかっていない。
報道によると、現在セスノック刑務所で4年半の刑期中にある男が犯行に関与した可能性があるという。男は以前、児童わいせつ罪での受刑歴があるとされ、先週、地元の警察署で聴取を受けたと伝えられる。