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肉切り包丁を持った男が立てこもり

【メルボルン27日AAP】   メルボルン中心部にあるレストランで、肉切り包丁を持った上半身裸の男が2時間立てこもる事件が発生した。

27日午後1時過ぎ、レストランLittle Ipohでナイフとフォークを握りしめた男がスタッフと口論していると、警察は通報を受けた。現場を訪れた警官らに対して男が肉切り包丁を持って突進したため、警察は唐辛子スプレーを使用した。男はその後立てこもりを始め、警察の特殊部隊が路上から交渉を続けた。

午後3時すぎ、血まみれの両手を振りながら出てきた男を重装備の警官が捕らえ、待機していた救急車に連行した。警察は、男が精神障害を患っている可能性があるとみている。事件の動機はわかっていない。

事件が発生したラ・トローブ・ストリートはクイーン・ストリートおよびエリザベス・ストリート間で交通閉鎖されているが、トラムは運行を再開した。

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