【シドニー28日AAP】 8年間の逃亡の末、最重要指名手配犯のストッコ父子がNSW州中西部ダンドゥーで逮捕された。警察は父子を殺人未遂などそれぞれ13件の罪で追跡していた。
ナイン・ネットワークによると、凶悪犯罪者である父親のジノ(58)と息子のマーク(35)は28日午前、ダボ東部の小さな町ダンドゥーの家屋に潜んでいたところを重装備のNSW州警察によって逮捕された。
2人は10月16日にNSW州ワガワガでパトカーに発砲した後、12日間にわたって同州およびVIC州で逃走を続けていた。24日夜、2人はサウス・ガンダガイのガソリンスタンドで最後に目撃されていた。また、20日にはタンバランバのキャラバンパークから車のナンバープレート4枚が盗まれており、父子が逃走に使った車の外装を変えていたものと警察はみている。
ダンドゥーの住民らは、「午前6時ごろパトカーおよそ8台が到着したが、非常に危険とされる父子が付近にいたとは知らなかった」と話した。
VIC州警察は、先週得られた情報がストッコ父子の逮捕につながったとしてコミュニティに感謝を表した。