一般

豪の気象科学者 山頂から国連に訴え

【シドニー28日AAP】  オーストラリア人の気象科学者ティム・ジャービス氏がターンブル政権に対し、地球温暖化防止に向けて世界各国の合意を得るためにオーストラリアが中心的な役割を担うよう呼びかけている。

ジャービス氏は南極探検で知られるアーネスト・シャクルトンらの足跡を追ったこともある探検家。今年12月にパリで開催される第21回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)の開催期間中、3大陸で3つの山に登り気候変動への対策を訴える予定だ。

ジャービス氏は、「会議に出席する政治家、政策者、メディアに対して環境問題が進行中の問題であり、その影響で苦しんでいる多くの人がいることを伝えたい」と話した。また、気候変動対策に前向きなターンブル首相に対し、パリでも国として意義ある貢献をして欲しいとの考えを示した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら