【キャベラ30日AAP】 ビル・ショーテン野党党首は職業訓練教育を行う私立の専門学校が危機的な状況だとして、これを補正するのは政府の仕事との考えを示した。学生のドロップアウトや教育機関による学生ローン悪用問題などが指摘されている。
ショーテン党首によると、昨年だけで14億ドル以上が職業訓練教育学費ローン制度(VET FEE-HELP)として私立職業訓練学校に支給されたが、多くの学校が立場の弱い学生を利用して大きな利益を上げているという。
また、オーストラリア教職員組合は入学した半数の学生が途中でドロップアウトしている現状を指摘し、連邦政府は州政府が運営するTAFEへの補助を増やすべきとの考えを示している