【シドニー31日AAP】 NSW州政府は、“国家の安全を脅かす”とみなされる収監者に関して、彼らを訪問する面会者に対しても犯罪者チェックを行う方針であることを明らかにした。
デービッド・エリオットNSW州更生相は規制の引き締めについて、収監者と外部者とのコミュニケーションをより良く把握するためとしており、収監者宛の手紙や電話についても使用言語は英語もしくは承認された言語のみ許可するという。手紙は開封されコピーがとられる。
収監者が外部者とテロ行為を企てたり、実際にテロ行為を引き起こす恐れがあると判断した場合、これらの規制が適用される。エリオット更生相は、「安全を守るためには一歩も引き下がらない」と述べた。