【ブリスベン5日AAP】 QLD州で政府省庁などへのサイバー攻撃が急増しているとして警察が警鐘を鳴らしている。個人への攻撃も確認されているという。
最近確認されたところではハッキングによって個人情報の盗み出し、遠隔操作による詐欺行為、文書の盗難のほか、“ランサムウェア”と呼ばれるマルウェアの感染も報告されている。ランサムウェアはシステムへのアクセスを制限し、これを解除するのに身代金が要求される。
QLD州警察は予防策として、電子メールの不審な添付書類は開かない、無料ダウンロードは危険なソフトも同時にダウンロードする危険があることに留意する、クレジットカードの詳細などは他人に知らせないことなどを呼びかけている。