【シドニー9日AAP】 国内各地の国際空港、海港、郵便センターなどで税関・入国管理職員らおよそ5000人が9日午前零時、賃金や労働条件に反発する24時間のストライキに突入した。予想された大幅な混乱はなかったとされる。
地方公共部門組合(CPSU)は、ストがインドネシア・リンジャニ山の火山灰の影響によるオーストラリア・バリ間の運行キャンセルと重なったことで、国際空港での大幅な遅延を予想していた。
シドニー空港にいた旅行者らの多くは、「手続きは非常にスムーズだった」と話したが、中には「地獄だった」と表現した人もいた。
一方、バージン・オーストラリア航空およびジェットスター航空は、9日のオーストラリア・バリ間の全便をキャンセルした。