一般

粉ミルク買い占め 母親ら憤慨

【ブリスベン10日AAP】   中国人バイヤーが高級粉ミルクを買い占めているとして、国内の母親らのなかで不満の声があがっている。

人気ブランドの粉ミルクはオンラインショッピングのeBayやガムツリーで、中国などへの配送も含み高額で販売されている。乳幼児の胃腸にやさしいと宣伝される「a2」の通常30ドルの粉ミルクは10日、1缶190ドルで広告に出されていた。推奨小売価格が24ドル70セントのオーガニック粉ミルク「ベラミーズ」も150ドルで販売されていた。

広告の多くは英語と中国語で書かれており、中国で粉ミルクを飲んだ乳幼児が死亡した一連の事件を受けて、安全性を求める中国人の親を明らかに対象としている。

子ども2人を持つジェシカ・ヘイさんは、スーパーマーケット「ウールワース」で粉ミルクを何箱も買い占める客の写真を見て怒りを表した。国内の母親らもソーシャルメディアなどで、欲しい銘柄の粉ミルクが入手できないと不満を示している。

一方ウールワースは、ひとり8缶までの購入制限があるとしている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら