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ドローン技術 サメ対策で効果を期待

【シドニー13日AAP】  メルボルンに本拠を置く航空写真などを撮影する企業のスワームUAVが、サメを上空から発見できるドローン技術の開発に取り組んでいる。早ければ2016年の夏までに完成する。

NSW州では北部沿岸でサーファーらがサメに襲われており、効果的な対策としてスワーム社との提携も視野に入れている。同社のハムレット社長は、「飛行機による監視は1時間に1、2回だが、ドローンなら同じエリアを継続的に旋回できる」と話した。

NSW州のブレア第一次産業相は、「再優先エリアである州北部の沿岸部で、新しいサメの駆除や発見テクノロジーを試験的に展開していく」と述べた。同州では来月、1600万ドルを投じるサメ対策の一環として、異なるタイプのドローンを試験的に導入する。

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