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パリ同時テロ 模倣犯に警戒

【キャンベラ16日AAP】   パリ同時多発テロを受けて、国内のテロ対策機関や警察は模倣事件に対する警戒を強めている。

ブランディス法務大臣は16日、「今回のような事件が模倣犯を駆り立てるのは明らかだが、事件と国内の治安状況に関連はない」とABCラジオで話し、同様な事件が発生することのないようテロ対策機関らは十分警戒を強めているとした。また、パリの同時テロは、イスラム国(IS)による西欧諸国への脅威に対する警戒を強化するものだとし、国内の治安機関については確かな自信を表明した。

ペイン国防相は、ISの打破には人々を過激思想から守るべきと話し、トニー・アボット前連邦首相も、イスラム教徒社会内で過激思想と闘う動きを呼びかけた。また、ブランディス法務大臣も同教徒社会との連携が不可欠と話した。

国内のテロ警戒レベルは高位のままとされている。

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