【パース18日AAP】 WA州南部エスペランス近郊で発生した山火事により、車両2台で避難していた男女4人が死亡した。
州消防・救急サービスは、エスペランス北部グラスパッチやサーモン・ガムズなどで発生した山火事により、さらに2人が死亡したという報告について確認できていないと話した。また、家屋3軒が全焼した可能性があるという。
スキャダン、グラスパッチ、サーモン・ガムズでは休校措置がとられ、同地帯から300人以上が避難した。
州消防・救急サービスは、週末にかけて悪天候と、23日には州内各地で非常に危険な山火事の状況が予想されており、同省(DFES)の勧告を聞き入れるよう住民らに呼び掛けた。気象局も、非常に高い気温と強い風、乾燥した空気と風向きの変化の組み合わせにより、落雷による火災発生も考えられ非常に危険だと話した。
一方、エスペランス東のケープ・アリッド国立公園でも火が私有地に燃え移り、状況を見て行動するよう勧告が出された。火災の原因はわかっていない。