【キャンベラ19日AAP】 連邦政府のマイケル・キーナン法相は19日、今月13日にパリで発生したテロ事件を受け、オーストラリアでは同規模のテロ事件を起こすことは非常に難しいとの見解を示した。
テロが起きる可能性がある、もしくはないとは断言できないとしながらも、オーストラリア人はこれまで以上にテロ攻撃の危険性に備える必要があると述べた。一方で、「軍事レベルの兵器」があるとして、同規模のテロ行為を実行に移すのは困難だと述べた。
キーナン法相はテロが起きた理由について掘り下げることは避けたが、安全分析の専門家らは、フランスの検問のない国境や、イスラム教徒の若者らが不満を募らせていることが今回のテロにつながったとの見方を強めている。