【ホバート20日AAP】 現在、国連の教育科学文化機関(UNESCO)により世界遺産に指定されているタスマニア原生地域を調査するため、ユネスコの調査団が今月23日、タスマニアに到着する。
連邦政府およびタスマニア州政府は、国連による世界遺産指定のために伐採業者による森林開発が制限されているとして、指定の一部解除を申請しているが、国連側はこれに応じていない。
ウィル・ホッジマン州知事は、「同地域の現状について、バランスのとれた観点から説明できる貴重な機会」と述べた。さらに、「環境保護団体から国連に提出された情報について、誤解を解消したい」との見解を示した。