【キャンベラ23日AAP】 先週、世界各国の指導者らと安保対話を行ったターンブル連邦首相は、過激派へのさらなる対処法について国家安全委員会で討議した。
同委員会終了後、キーナン司法相は「イスラム国の脅威の十分先を行くことに、政府は強い意欲を示している」と話した。
警察は国内でテロ攻撃を起こす恐れがある人物らの監視を続けるとしている。ABC局が23日夜放送予定の番組「フォー・コーナーズ」では、既存のテロ容疑者19人のうち12人がコミュニティ内にいるという。保安情報機構(ASIO)も、国内でシリアとイラクの過激派グループを支持するおよそ170人を調査中。
2014年9月以降、国内のテロ警戒レベルは高位のままである。ニューズポール社が行った調査では、国内での大規模テロ攻撃の発生について、有権者の76%が「可能性がある」「可能性が極めて高い」「必ず起きる」と答えた。