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視覚障害の少年が提案 新札デザイン

【キャンベラ25日AAP】  全国身体障害者アワードの表彰式が25日、キャンベラで行われ、次期の新札デザインを考案した十代の少年、コナー・マクロードさんが新人リーダー賞を受賞した。マクロードさんは、「より良い未来のために何かすべきだと思った」と話した。

マクロードさんは12歳の時、クリスマスプレゼントに現金をもらったが、その金額が分からなかった。そのことをきっかけに、点字のように触っただけで金額が分かる小さい印を紙幣に導入するようオーストラリア準備銀行に求めていた。

一度は準備銀行から要求が跳ね返されたが、その後、人権委員会を通して障害者団体として正式に申し立てを行い、これが認められる形となった。導入時期は未定だが、従来よりも明るい色合いで、数字はより大きい太字となり、金額によって大きさが変わる予定だ。

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