【ケアンズ26日AAP】 QLD州の干ばつが東海岸に達し、州全体の86%に影響を及ぼしている。バーデキン、タウンズビル、ポーンパロー、およびコワンヤマの各カウンシルは26日、干ばつ宣言を発表した。
ビル・バーンQLD州農業相は今回干ばつが宣言された地域について、「通常は降雨に恵まれた地域」とした上で、「その分だけ降雨が必要な農作物も沢山ある地域」と述べた。新たな宣言で、干ばつの影響を受けているカウンシルは36となった。
専門家らは1978年以降初となる宣言を受けた地域もあるとして、たとえ降雨があっても農業関係者にとっては前途困難との見方を示した。また、今回干ばつ宣言を受けた地域は、政府の干ばつ補助制度を利用することができる。