【シドニー27日AAP】 オーストラリア・ポストが提案している普通郵便の1ドルへの値上げについて、オーストラリア競争消費者委員会がこれを承認したことが分かった。現在の70セントから1ドルへの値上げは、来年1月4日からとなる。
従来のコンセッション料金は60セントで据置きのほか、グリーティングカードも65セントのままとなる。オーストラリア・ポストはEメールなどの普及の影響で業績が悪化し、2014年度は2億2200万ドルの損失を計上していた。損失を出すのは30年ぶり。
手紙の配達量はここ数年は毎年7.3パーセントずつ減少しており、2008年からでは36パーセントの減少となっている。一方、小包の収入は昨年、前年比136パーセントの増加を見せており、オンライン取り引きの増加が大きく影響しているとみられる。
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