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気候変動デモ 4万人メルボルンに集結

【メルボルン27日AAP】  メルボルンのCBDに27日夕方、気候変動対策を政治家らに訴えるため、約4万人が集まってデモ行進を行った。今月30日から来月11日まで、パリで開かれる国連気候変動サミットに先駆け、国のリーダーに行動の重要性を訴えかけた。

デモを率いたオーストラリアン・コンサベーション・ファンデーション(ACF)のジェフ・カズンズ代表は、「言葉だけではもはや足りず、今こそ行動が必要だ」と述べた。ACFは、パリの気候変動サミットに合わせ、オーストラリア国内の各主要都市で今後もデモを行う予定。

カズンズ氏は野党労働党が同日、2030年までに炭素ガスの排出量を現在より45パーセント削減し、2005年のレベルまで引き下げるとする公約を発表したことを評価。一方、連立与党の提案した削減率は26~28パーセントとなっている。

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