【キャンベラ30日AAP】 来年7月1日より、末の子どもが13歳に達した両親世帯に対し、養育助成金「ファミリータックスベネフィット(FTB)B」がカットされる。13~18歳の子どもを養育する祖父母および60歳以上のひとり親世帯は対象外となる。
30日に通過した法令により、5憶2500万ドルの予算削減が見込まれる。年度末の追加助成金やFTB-Bを受給しない世帯へのボーナスのカットについては今週、議会に再提出される。
グリーンズ(緑の党)は、子どもを養育する親類や里親を無視しているとして反対した。また、13歳以上の子どもはより養育費がかかると証言した。
政府が主体の上院審議会は、助成金制度の全体的な変更を推奨している。影響を受ける世帯を懸念した上で、FTB-Bは単一収入世帯を支援するものだとし、新たな法令は子どもの成長につれて保護者に労働社会への参加を促すためだとした。