【パース6日AAP】 間もなく西オーストラリア州では、山火事危険区域に新住宅を建設する際に、耐火性が適正かを調べる火災危険評価を導入する見通しだ。
消防・緊急サービス局(DFES)によって、西オーストラリア州内の山火事が発生しやすい地域を示す地図が今回作成され、植生の変化に合わせて地図は毎年更新される。山火事が発生しやすい地域で住宅を建設する際には、一定の建設基準を満たしているかを調査する山火事脅威レベル評価を受けることが必須となる。
火災危険評価の費用は都市圏内では数百ドル、最も危険区域では最大5万ドルとなる。新規制により建設費や再取得価額、住宅保険料なども値上がることになるが、消防・緊急サービスのフランシス局長は「今回の改正は 山火事から家族の安全を守るために必須であり、新地図は救急サービスを行う上で重要な役割を果たす」と述べた。