【シドニー6日AAP】 NSW州北部にある人里離れた民家で、井戸に閉じ込められた両親を救うため、12歳と13歳のこども2人が勇敢にも35キロの道のりを運転し助けを求めた。
警察によると、父親(29)が井戸の底で送水ポンプを取り付けていた際に一酸化炭素ガス中毒にかかり倒れたため、母親(28)が縄はしごで助けに降りたが、縄が切れて井戸の岩棚に落ちたという。
両親を救出するため2人のこどもが助けを求め呼びに車を走らせたが、父親は一酸化炭素中毒で死亡した。母親は病院に搬送されたが、精神的ショックと一酸化炭素中毒で重体だという。