【キャンベラ8日AAP】 9月に議員を辞職したジョー・ホッキー前連邦財務相が2016年初頭より、駐米オーストラリア大使に着任することが決まった。
2010年から現駐米大使を務める元労働党党首のキム・ビーズリー氏は、1月からオーストラリア国際問題研究所(AIIA)で新たな任務を担当する。
ターンブル連邦首相はABC局の「7.30プログラム」で7日夜、ホッキー氏は偉大なオーストラリア人だとし、「情熱的な愛国者である一方、米政府がどのように動くかよく理解している」と話した。
ビショップ外相は米豪関係について、外交および防衛政策の基盤であり、米国は双方向の最大投資パートナーだと述べた。
元上級外交官のリック・スミス氏によると、米政府は常に、駐米大使のオーストラリア国内での地位と、首相など政府の最高レベルへのアクセスが可能な人材であるか関心を示しているという。