【シドニー10日AAP】 今週末シドニー南部の街クロヌラで開催が予定されているクロヌラ民族暴動“記念”集会について11日午前、同集会の開催の許可が下りるかどうか明らかになる。
極右翼活動家のニコラス・フォーケス氏および同氏が率いるパーティー・フォー・フリーダムは、2005年のクロヌラ民族暴動から今年で10年となることから、クロヌラ市街地北部のワンダ・ビーチで集会を開きたいとしている。NSW州警察はこれを阻止した考え。
クロヌラ民族暴動では、白人のビーチ監視員に対する暴行事件に端を発し、これに抗議する多数の白人が中東系移民を無差別に襲撃し、さらに中東系移民が報復として焦点や車を破壊するなどの暴動に発展。当時、世界で民族暴動事件として大きく報道された。