【キャンベラ12日AAP】 コモンウェルス銀行の最新調査によると、加熱状態が続くシドニーの不動産市場は、いまだ売り手に有利な状況であることがわかった。
調査結果によると、国内の不動産市場は若干買い手市場に移行をしているが、均衡を保っている状態だという。QLD州、WA州、TAS州、NT準州が買い手市場のなか、VIC州と首都特別地域(ACT)は売り手に有利な状況だとした。
国内の売り手市場ベスト5は、シドニー、メルボルン、アデレード、キャンベラ、VIC州の中央高地で、買い手市場ベスト5はSA州の北部、QLD州のワイドベイ・バーネット地域と中西部地域、NSW州の極西部、WA州のピルバラ地域。