【シドニー14日AAP】 NSW州政府は移動性のスピード違反取締装置について、カメラが置かれた地帯の制限速度を提示した警告サインを増やし、ドライバーからよく見えるように目立たせる改善策を発表した。
ゲイ州道路相は14日、「(罰金の)お金はいらない。ドライバーと愛する人の命を救うために、速度を落としてほしい」と語った。スピード違反の取締カメラは違反抑止に効果的であるとし、移動性の取締カメラによって罰金を科されたドライバー数も減少しているという。
州野党労働党のジョディ・マッケイ議員は、「州政府はようやく、収益増加からドライバーの行動改善に目標を転換した。移動性カメラは罰金徴収目的ではなく、命を救うために使われるべきだ」と話した。