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モスク建設を承認 VIC州最高裁判所

【メルボルン16日AAP】  VIC州裁判所は16日、同州ベンディゴに建設予定のイスラム教礼拝堂モスクについて、地域社会に好ましくない影響を及ぼすという住民らの訴えを退けた。これにより、モスクが建設される可能性が高まった。

モスク建設の反対運動を率いるジュリー・ホスキン氏は、「戦いは続くかも知れない」とコメント。さらにベンディゴ評議委員のヘレン・リーチ氏は、「最高裁へ持ち込む可能性もある」と述べた。

VIC州民事行政裁判所の弁護士は、好ましくない影響を及ぼすとの訴えについて、住民グループに専門家を加え十分な議論を行う猶予を与えたが、十分な証拠がないとして退けた。

オーストラリア・イスラム教団体は、「ベンディゴ住民のサポートに感謝する」と述べ、さらに「ベンディゴ・カウンシルは平等、自由、民主主義といった価値観を持ち続けてくれたことに感謝している」と述べた。

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